真の楽しさ

息子が昨年度まで
所属していた野球チームの
卒団式が昨日行われました。

 

彼が、卒団生にむけて書いた
お祝いメッセージの中に、
こんな一文がありました。

 

『今までよりも遥かにきつく、
苦しいことが待っています。
そのきつくて苦しいことは、
これから出会う新しい仲間と一緒に
乗り越えていくことになります。
本当の苦しさを知った選手だけが味わえる
真の楽しさを、
身をもって感じることができるよう、
心より応援しています。』

 

これから高校野球という世界に
入っていく、後輩へのその言葉は、
今、その世界に身を置いている
彼だからこそ、
言えることなのかも知れません。

 

彼が野球をする土地は、
雪が降る寒い時期になりました。
今は、"冬練"が続いているようです。

 

昨晩は、彼から両方の掌の写真が
送られてきました。
その掌の全体は
マメでごつごつとして、
皮膚がめくれていました。

痛くても

痛くても

頑張っているのだろうな、と
嬉しくなりました。

 

夢中になって
取り組めることが
あることは、
とても素敵なことです。

 

『きつくて、苦しいことを
乗り越えた先には、
真の楽しさを味わえる…』

 

その、真の楽しさを
味わう経験を
幾度も
幾度も
積み重ねていくことを
私は、祈っています。

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